|
|
消火器の破棄方法 |
消火器は正しく廃棄していただかないと大事故の原因となってしまいます。 このページに処分する際にしてはいけない事、どのように廃棄したら良いか 等書いてありますので、参考にしてください。 |
|
廃棄は、購入店または消火器専門業者に相談、
依頼してください。 ※消火器の廃棄処理は、
メーカーや消火器の種類などによって価格に違いが
ありますが、有料になります。 |
|
古い消火器の廃棄方法 |
名古屋市千種区で古い消火器が解体作業中に突然破裂し、作業を
していた方が顔面に消火器本体の直撃を受けて亡くなるという痛ましい
事故が起きました。破裂した消火器は1979年度製。製造日から22年
経ち、底部には錆があったといいます。古くなった消火器を廃棄するため、
中身を放射させたところ、ホースの詰まりが原因で、気体が消火器内部に
閉じ込められ、内部の圧力が高まった結果、事故が起こったとのことです。
消火器の破裂事故は極めて稀ですが、何年かに一度の頻度でくり返し
発生しています。そして、発生したときには大きな事故となるケースが
多いだけに注意が必要です。今回の破裂事故は、そうした圧力に
老朽化した容器が耐えられなかった結果、起こったものだったのです。 |
|
<<廃棄上の注意事項>> |
1. 消火器は、湿気の多い場所や、雨水のかからない場所に保管してください。 2. 消火器は、一般ゴミ及び荒ゴミ等での廃棄は出来ません。 3. 消火器を廃棄する場合は、みだりに放置せず、購入した業者及び専門業者に依頼して ください。(消火器の廃棄は有料です。) 4. 腐食や亀裂等がある消火器は、使用しないでください、適切な維持管理を行えば、 危ないものではありません。
|
消火器の正しい使い方 |
消火器の使い方はとても簡単なものです。しかし、いざという時に落ち着いて使用できるように 普段から使い方をマスターしておきましょう。 |
初期消火 |
粉末の消火器は、「普通火災」「油火災」「電気火災」のどれにも使用できます。消火器は、初期消火
の段階で大きな役割を果たします。いざというときにあわてずに使用できるようにしておきましょう。 |
|
★消火器は定められた場所に置いておき、いつでも使用できるよう点検しておきましょう。 |
消火器の種類 |
消火器にも火災によって使用する種類が変わってきます。 各種の最適な消火器のタイプを記載してありますので参考にしてください。 |
粉末消火器(一般的な消火器) |
消火剤(粉末)を炭酸ガスなどの高圧ガスで放射する消火器で、粉の種類によって
ABC粉末とBC粉末があります。放射の粉末で一気に消火しますが、再燃することが
あります。放射時間が短いため、技術を要します。強化液に比べ軽く持ち運びが
容易です。室内では粉のため見通しが悪くなります。 |
強化液消火器 |
水性の消火器でAB(C)に対応します。
強化液のかかった部分は再燃しにくく
なります。粉末消火器にくらべ放射
時間が長い反面、重く持ち運びに
力が必要です。液がかかっている
部分が良く見え、消火を確認し
ながら消火が出来ます。 |
|
泡消火器 |
(粉末消火器が普及するまでは一般的な消火器でした。)二つの液を混合して泡を発生させ、
放射する消火器です。ABに対応します。薬液の寿命が短く詰め替えをする必要があります。
強化液消火器同様に重いのが欠点です。 |
炭酸ガス消火器 |
炭酸ガスで窒息消火させるもので、消火の後に汚れが残らないため、電気関係などの施設で
使われています。しかし、高熱のものについては 再燃を起こし、狭い所で多量に使用すると
窒息死することがあります。 |
ハロン消火器 |
炭酸ガス同様に汚れを残さないため使用されていましたが、オゾン層破壊の原因となるため、原則
使用が禁止されています。コンピューター室、電話交換室などに限って使用が認められています。 |
|
◎:非常によく消火できるもの ○:消火できる △:完全に消火できないにしても、火災の抑制ができるもの ×:消火できない |
消火器の寿命 |
普段からご自宅やマンションなどに置いてある消火器ですが、その消火器にも寿命が あります。寿命の過ぎた消火器に付いては消火器の処分方法を参考にして早めに 廃棄・購入をしてください。 |
|
容器の耐用年数は取扱説明書か、消火器本体に貼ってある銘板に表示されています。
表示のない場合の目安は、保管状況がいい場合でおおむね8年を目安としてください。
消火器は使用しなくても長年の間に老朽化します。容器の耐用年数を過ぎたものは
使用しないで、早めの取替えをお勧めします。 |
なぜ寿命があるの? |
消火器は強い圧力のかかる密閉容器ですので容器の老朽化によって
破裂することもあります。また破裂しなくても、ヒビや亀裂から漏れて
しまえば、いざというときに使えません。製造物責任法(PL法)によって、
消火器の製造者はお客さまが使用される立場に立ち、安全で
使いやすい消火器を提供することが求められています。そのため
「耐用年数」を明示することで消火器を安全で正しく使用して
いただき、事故防止に役立つよう設定されています。 |
|
「耐用年数」はなぜ8年 |
消火器の製造者としての長年にわたる経験と、集積されたデータなどに
よって安全係数を算出、実際に起こった人身事故例の製造経過年数
なども加味されています。また、日本消防設備安全センターによる
6万本以上にわたる追跡調査や、具体的な不良データなどを加えて
設定されました。 |
|
消火器は圧力容器です。 |
消防法に基づいて専門家(消防設備士、点検資格者)の定期的な点検が
必要です。「耐用年数」は保証期間を意味するものではありません。
サビや腐食、変形や機能に異常が見つかった場合は、「耐用年数」以内
でも速やかに新しい消火器と取り替えてください。また設置環境の悪い
場所、例えば高温多湿の場所や潮風の当たる所などでは、「耐用年数」
に耐えられないことがありますので、格納箱に設置するなどの保護が
必要です。定期的な点検や維持管理にも十分ご注意ください。 |
|
*使用の際に注意が必要な消火器 |
1.キャップが腐食しているもの 2.本体(特に底部)が腐食しているもの 3.ノズル(放射口)部分のホースに亀裂や腐食しているもの 4.レバー(消火器の握る部分)が腐食している物、各部のゆるみのあるもの 5.安全栓や封印が外れているもの 6.薬剤(粉末)が製造年より5年経過している物(但し常に点検しているものは除く) 7.製造から8年の耐用年数を過ぎたもの 8.失効な消火器(黄色い安全栓が上抜き式以外なもの)
※消火実験や訓練などには使用しないでください。 |
|
自動火災報知設備工事・消火設備工事・消防設備点検・防火対象物点検・消防設備・消防機器販売 〒452-0809 愛知県名古屋市西区花原町93番1 TEL/052-503-9081 FAX/052-502-7691 株式会社ワゴーシステム |
|
COPYRIGHT(C)2007 株式会社ワゴーシステム ALL RIGHTS RESERVED. 名古屋市 防災 消火器 住宅用火災警報器 消防設備
|
|